タイ・ミャンマー国境地帯支援活動(その3)

タイ・ミャンマー国境地帯支援活動(その3)

タイ・ミャンマー国境地帯支援活動(その3)
【一般寄付活動報告・移民/避難民学校】
昨日に続き本日も、当会が複数会に渡り支援してきた国境沿いの移民/避難民学校での活動内容をご報告させていただきます。これまで、校舎建設に必要な材料や机、椅子、教材などの調達、また、土地の確保に支援させていただき、昨年は支援金のほか日本の皆様からお譲りいただきましたレイングッズを配布した学校です。今年は支援金として3万バーツ(約15万円)に、交流プログラムとして一緒に同行した日本の小学生による紙飛行機の作り方を教える授業を実施しました。
★メンバーがインタビューした校長先生の話
「土地の問題で校舎を移転せざる得なかったが、遠くなったので一部の生徒は通えなくなり生徒数が減ってしまった。カレン、カレンニ、カチン、バゴー、ザガインから逃れた子供たちが通っているが今日は新しい生徒さんもいる。戦闘などにより国内で学校を通えていなかった子供もいるため、勉強に付いていけない子には学年相当のレベルになるまでしっかりサポートをし、逆に優秀な子供は飛び級もできる。」
紙飛行機の授業について、「日本の小学生が皆の前で飛行機の作り方教える姿はミャンマーの子供たちにとって自然と力になり、勇気や刺激を与えたと思う。そういう授業をやりたかったのでとても有り難い。今後も、子供たちの未来を諦めず出来ることをやっていきたい」との話がありました。
★学校を訪問したメンバーの感想
「皆で一生懸命紙飛行機を作る姿をみて、子供たちに学ぶ機会をもっともっと提供できれば、国の将来を担う、より良い社会を作り上げる優秀なリーダーになるのではと、子供たちの可能性を感じました。
コロナとクーデターにより学ぶ機会を失い、国境沿いの厳しい環境の中で苦しみながらも頑張っている子供たちのために、我々に何が出来るのか、今回のような交流プログラムだけでも子供たちは日本の小学生とすぐ友達になり満帆な笑顔になれることに、支援者としての喜びと勇気をいただきました。感謝します。
日本の小学生にとっても国や言語を超えて、多様性と価値観を共有しながらミャンマーの子供たちと仲良くなれたことは、自信に繋がるプログラムだったと思います。
今後も日本から出来る取り組みを模索しながら来年もまた会いに行きたいと思います。」
日本の皆様の温かいご支援により、ミャンマーの子供たちの未来が救われています。引き続き、日本から出来るご支援をよろしくお願い致します。
◼️一般社団法人ミャンマーの平和を創る会(チィチィキンキン)
・公式HP
・お問い合わせ先
kagayakumirai0813@gmail.com
                   
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