支援者の皆様
平素より当会の活動に温かいご理解とご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
先日ご案内いたしました通り、7月末より当会共同代表の大槻と亀山がタイ・ミャンマー国境沿いを訪問し、避難民の方々や子どもたちへの支援活動を行いました。
本日は、前回ご報告した学校とは別の「移民学校3校」での活動の様子をお届けいたします。なお、今回の支援額は計4万タイバーツ(約20万円相当)となります。
■ 各校での活動報告
【A校】
小学生約50名の避難民の子どもたちが通う学校です。昨年よりも生徒数が減少していたため理由を確認したところ、「遠方に住む子どもたちの送迎用車両(中古車)の修理費やガソリン代が資金不足で払えず、通学させられない」とのことでした。
こちらの学校は過去にメーソットで開催された移民学校64校によるサッカー大会で準優勝した実績もあります。2年前には「制服がないこと」を理由に閉鎖を命じられましたが、当会からの制服支援により存続できた経緯があります。
今回の訪問では、同行した日本の小学生3名による「けん玉教室」と「折り紙教室」を開催し、交流を深めました。夢中になってけん玉を練習するミャンマーの子どもたちのとびきりの笑顔に癒やされ、日本の小学生にとっても非常に貴重な体験となりました。最後には、日本の支援者の皆様からご寄付いただいた雨具や文房具をお渡ししました。
【B校】
小学生から高校生まで、約80名が通う学校です。タイの設置基準を満たしていないという理由で何度も移転を余儀なくされましたが、無事に再開を果たすことができました。 最近では、米国の高校卒業と同等の資格を取得できる「GEDコース」を取り入れ、人件費を極力抑えながら質の高い教育を提供できるよう工夫されています。
【C校】
小学生から高校生まで、1,000名以上の避難民の子どもたちが通う大規模な学校です。タイの国立小・中・高校と同じ教育プログラムを採用しているため、卒業後はタイの国立大学に進学が可能です。またGEDプログラムも併設されており、生徒は自分に合った進路を選択できます。土地や校舎の一部は日本の支援によって成り立っており、現地からは「非常にありがたい」と感謝の声が寄せられました。
■ 現地を訪問して(共同代表大槻より)
訪問を通じて、ミャンマー情勢は未だ安定しておらず、避難民が増加し続けている現状を痛感いたしました。世界的な関心が薄れつつある今だからこそ、緊急支援のみならず、避難民の自立支援や将来に繋がる教育支援を継続し、子どもたちの現状から目を逸らしてはならないと意を新たにしております。
昨年の米国による対外援助休止の影響もあり、食糧不足が深刻化して教育支援まで手が回らない現状があります。また、避難民の急増に伴い、異国で周囲に配慮しながら生きる過酷さも目の当たりにしました。
タイ政府の方針転換によりキャンプ外での労働の一部は認められたものの、職種は建設作業や農作業などに限定されています。環境の厳しさが増しており、非常に胸が締め付けられる思いです。
しかし、日本の皆様の温かいご支援のおかげで、未来へ希望を繋ぐ活動を実施することができました。温かいご協力に重ねて深く感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人ミャンマーの平和を創る会(チイチイキンキン)
◆公式ホームページ
◆お問い合わせ kagayakumirai0813@gmail.com
