【技能実習生支援関連】

【技能実習生支援関連】

【技能実習生支援関連】鳥取県に住む技能実習生たちとメンバーが食事をしました。これまで実習生関連で聞く話のほとんどが、給料の未払いや日常的な暴言、人種差別、契約違反などで実習生からの悩みの相談を受けることが多かったが、今回の鳥取県の実習生たちは恵まれた環境で実習しています。

来日してまだ日が浅いため、ホームシックになったり不安になったり、ミャンマーの食べ物が恋しくなったり、役場から届く税金関連などの書類の内容が理解出来なかったり色々話はありましたが、指導員の面倒見がとても良く、人材育成という考え方で実習生たちに丁寧に教えているということを聞き安心しました。

メンバーと一緒に食事した実習生3名のうち、2名はミャンマーで大学を通っていたが、クーデター後治安の悪化により大学を退学せざる得ない状況に陥り退学したという。もう1名はミャンマーで大学を卒業したがクーデターで経済が悪くなったため、ミャンマーでなかなか仕事を見つけることが出来ず、日本での技能実習生としての道を選んだという。

3名の年齢を聞くと10代後半と20代前半。まだまだ若く、3人とも体力や情熱はもちろん、素晴らしい夢を持っています。

今後少子高齢化が深刻化する日本にとっては、こういった若者は貴重な人材になるのではと、我々は考えます。当会は、こういった若者の夢が実現出来るよう、今後も実習生の悩み相談に丁寧に答えながら、実習生の立場に立って可能な限りサポートをしていきます。

実習生は、決して安い労働者、何も出来ない身分の低いものではありません。ちゃんとした学歴や職歴を持ち、優秀な若者が多くいます。

母国では2年以上人権侵害が未解決のまま夢や希望が持てず、家族のために、自分の将来のために、母国の未来のために、わずかな光でも掴みたい、という期待と夢を持って日本を選び、来日しています。日本で技術やノウハウを学び、いつか日本とミャンマーのウィンウィンの関係を作り上げたいと考えている実習生がほとんどです。

お近くに苦しんでいる実習生がいましたら、手を差し伸べてあげてほしいです。優秀な若者たちを貴重な人材として捉え、日本の未来を支える「人財」として育成していくことこそが、人材不足を解消にも繋がると我々は考えます。

是非、技能実習生へのサポート、ご支援ををよろしくお願い致します。

                   
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