【立教大学「グローバル社会論」の感想について】

【立教大学「グローバル社会論」の感想について】

【啓発活動】1月14日、当会のメンバーが立教大学の「グローバル社会論」の授業でゲストスピーカーとしてミャンマーや、グローバルについて話をしました。100名以上の学生が参加され以下のような感想文を頂きました。メンバー一同、有り難く思っております。ご関心のある方は、是非ご一読ください。

講義を受けた学生さんからの感想文(一部抜粋)↓↓

「ミャンマーの過配な状態について勉強しなければ知ることができなかったように、国同士が密接に関わりあう一方で、自分たちの意識は生活の範囲内に留まってしまいがちであり、関心をもつことが重要であると思った」

「最も印象に残ったのは、「日本が持つ国際的な言頼や役割の重要性」についての議論ですミャンマーの若者たちが「日本に行きたい」と感じる背景には、日本が平和的な国家であることや、経済的・社会的に安定していることへの頼があるという点が強調されていた部分が心に残りました」

「一番印象に残ったのは、留学生のエピソードである。彼女は自分が何かをした訳ではないにも関わらず、政府によって人生を左右されてしまっていることが目に見えてとても心が痛んだ。私たちにできることとしては、大槻さんも仰っていたようにまずこのミャンマーの現状を忘れないことであると思う。また、自分に行動力がないにせよ世界情勢や街で行っている募金活動に気を向かせるなどの些細なことから気づいていくことが、このような人々の問題解決の糸口になるのではないかと考える。」

「能実習生の体験について、事前に応募した職種と業務内容が異なることがあるということを学んで、実習制度とし安い賃金での雇用の形態が悪用され、悪質な就労環境を招いてしまってたことを改めて考えさせられた。」

「母国であるミャンマーを救おうとする大槻さんの姿勢に切寒さを感じ、強く印象に残った。
それほど、ミャンマーがクーデターによって国の情勢が一気に大きく変わってしまったということが改めて分かつた。ミャンマーにいる人々が生活や教育格差に苦しむ状況は授業を通して学んできたが、在日ミャンマー人たちが避難所にいる様子や募金活動をしている様子を動画で見て、在日ミャンマー人の方も自分が想像していたよりも多く、深刻な状況で少しでも自分が助けになれることはあるだろうかと考えた。このような在日ミャンマー人の状況はあまり世間一般的に広く知られていないのではないかという印象を受けるため、活動がメディアにもっと取り上げられるべきだと思った。」

「同世代とも言える若者がこのような情勢により、現在、そして未来まで制限されてしまうことの悲痛さを知った。自分がいかに恵まれてるかと、私自身が今日こうやってお話を書く側であることが、「当たり前」でないことを思い知った。日本への言頼度が高いからそこ日本を選んでいるという回答を聞いて、だからそこ日本人である私達が、様々な恩恵を受けている私達が、他人事ではなく自分事として恩を返すべきであると考えた。」

「日本の若者である私たちは選挙権を持っていて、未来の国の在り方を変えることが出来るのに対して、ミャンマーの若者たちは夢や希望が持てないと、いう言葉が印象に残った。当たり前だと思っていた権利がそうでない国があって、その当たり前の権利を行使できることが恵まれているのだと思った。未来を見据えて行動する必要があるのだと思ったし、未来のためには若者である今だからこそ声を上げるけべきなのだと学んだ。また、日本製品の丈夫さや日本に対する言頼度が高いということに対して、日本はその言頼度を下げないように努力しなければらならないなと思った」

「私の中でもミャンマーの存在感はそれなりに大きかったのですが、東南アジアにおいていち早く日本と平和条約を結んだ国であったこと、信頼関係があったことは知りませんでした。また、日本がミャンマーに被害をもたらしたことがあるにも拘らず、大変だった時に支援をしてくれた国でもあるというお話を聞いて、なぜミャンマーに手を差し伸べるべきなのかがよく分かりました。
また、ミャンマーの若者や学生が国の現状と未来のことを考えて声を上げていることを素晴らしいと思うと同時に、ミャンマーに対して日本は平和ボケしていて国の問題に目を向ける人が少ないのではないかと思いました。
ミャンマーの若者には国の問題を自分ごととして考える状況があるのだと思いますし、日本の若者が比較的無関心になるのにも、それなりの状況があるのだとは思います。ただ、私は自分のことばかり考えているなと思い、反省しました。」

「最後のスライドの「日本人にお願いしたいこと」を見て、先ほど少額ではあるがミャンマーへの緊急支援のための募金に寄付をした。募金について、自分ひとりが少し寄付したところで意味はあるのか?と踏み込めないでいたが、自分の中で完結させるのではなく、周りに声をかけ少額でも寄付してくれる人を1人ずつ増やしていけば、いずれは大きな支援に繋がると気付いた。まずは、身近な人と現在起こっている問題について話し合うところから始めてみようと考えた。」

などなどなどの感想をいただきました。

日本の学生さんの心優しさを感じました。在日ミャンマー人に勇気や力を与える温かいコメント・感想文をありがとうございました。

                   
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