【タイ・ミャンマー国境沿い支援報告(その4)】

【タイ・ミャンマー国境沿い支援報告(その4)】

支援者の皆様
平素より当会の活動に温かいご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございます。
先日よりご報告させていただきましたとおり、7月末より当会共同代表の大槻と亀山がタイ・ミャンマー国境沿いを訪問し、避難民の方々や子どもたちへの支援活動を行いました。
本日はその取り組みの中から、避難民への食糧支援の様子をお届け致します。現地パートナーである「SAW財団」の協力によって、活動を無事終えることができました。
今回の訪問では、避難民が暮らしている集落地3ヶ所にて250世帯に対しお米、食用油、豆、缶詰の煮魚などを配りました。支援額は食糧支援に20万円、教育支援に5万円、合わせて25万円支援させていただきました。加えて、日本の皆様よりお譲りいただきました雨具を配布しました。
活動中何人かにインタビューをさせていただきましたが2日前に逃れた若い夫婦やボランティアで子どもたちを教える避難教員、スタッフにインタビューをさせていただきました。
◯スタッフからは、
「ここにいる子供たちはえっと、最近逃がれてきたえ、子供たちが非常に多いです。この校舎では子供の数が150人います。子供たちは、親がミャンマー側に残って子供だけで逃げてきたり、日中は日雇いでとうもろこしの収穫などをしていて、一日150THB〜170THB(750円〜1000円)程度の収入で凌いでいます。日雇いの仕事は毎日ある訳ではありません。
キレイな飲み水がなく、水の問題もかなりあります。皮膚炎になったり感染症になったりお腹を壊したり、水とトイレ不足の課題は大きいです。国際支援機関や大きな支援組織がなかなか目が行き届かない場所にあります。」
◯2日前に逃げてきた17才と20才の若い夫婦からは、
「私たちの地元では、ほぼ毎日戦闘が起きていて安全に住める場所はもうありません。徴兵制の対象年齢であるため徴兵される可能性も高く、身の危険性を感じます。親戚に頼って逃れてきたが住む場所はまだ確保出来ず、知人の家で住んでいます。仕事も収入もありません。異国でこれからどう過ごしたら良いかとても不安です。日本からの皆さんのご支援に本当にありがたく思います。
◯先生からは、
校舎はタイ側にあるため、看板を付けたり頑丈な建物を作たり目立つようなことはできないです。近隣とのトラブルを避けるために、できるだけ静かに暮らさなければなりません。校舎のニーズとしては、全学年が一つのホールで勉強するため集中して勉強出来ず、仕切りがあると有り難いです。また、棚が無いため全ての教材を床に置くしかなく、雨漏りがあったりするため、教材を保管出来る棚が欲しいです。教材も足りていません」
などの声がありました。
私たちメンバーが校舎に着いた際ちょうど雨が
降っていて悪天候でしたが、80人ほどの子供たちはとっても元気に、明るく迎えてくれました。校舎と言っても壁があるわけではありません。床は何枚かの板を組み合わせたもので大人が足を少し踏んだだけでも床は今にでも抜け落ちするような状態でしたので、ここで子どもたちが毎日勉強していると思うと、心が痛みます。子供たちにお菓子や日本から持っていた雨具を配ると子供たちはとっても嬉しそうな表情をしました。将来の夢は、医者、サッカー選手、教員など様々でした。
今回の活動を通じて、ミャンマーはまだまだ平和になっておらず、さらに避難民が増え続けていることや緊急支援のみならず、避難民の自立支援、そして未来を繋げる教育支援の必要性を痛感するとともに、世界からの注目がますます薄れている中、目を逸らしてはいけない子どもたちや避難民の現状を忘れてはならないと改めて感じました。
今なお助けを求めているミャンマー子どもたちや若者に寄り添い、今後も日本から出来る支援を続けて参ります。日本の皆様の温かい応援が、確実に未来に繋がっています。今後とも未来に向けた活動への温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
今回の支援活動がスムーズに行えるよう、サポートをしてくださった「SAW財団」を始め、関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
一般社団法人ミャンマーの平和を創る会(チイチイキンキン)
◆公式ホームページ
◆お問い合わせ
kagayakumirai0813@gmail.com

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